本の選び方
世の中に何万冊も書籍がある中、「選ぶ」という行為は困難を極めます。
興味のないものは何だってやる気がでないですよね。
まずはお子様の、
①興味がある物
②得意とするもの を書き出しましょう。
【例】虫、動物、食べ物、スポーツ、音楽、ダンス
そして図書館または本屋さんに連れていき、その①②に関連するコーナーで気になる本を選んでもらいましょう。
もちろん親の強制や誘導はダメ。
お子様が自由に本を選びます。
選んだ本が何であれ、まずは褒めてげましょう。
やる気を上げるのは親の役目です。
そして選んだ理由を聞いて共感すると共に、もう一度褒めてあげましょう。
理由はなんであれ、良しとしましょう。
感想の書き方は起承転結で
感想文には文章の流れが必要です。
起承転結はご存知ですね。
まずはざっくりで良いので、下記の順に書いてみましょう。
起:本を選んだ理由
承:簡単なあらすじ
転:何を感じたか
結:どうしたいと思ったか
起(本を選んだ理由)
最初に本を選んだ理由は聞きましたね。
そのままでストレートに書きましょう。
【例】
・表紙の絵が可愛い
・タイトルが好き
・作者が好き
・読みやすそう
・友達が読んでいた
承(簡単なあらすじ)
絵本の内容です。
まずはおおまかに聞きましょう。
少しずつ掘り下げていくと内容が見えてきます。
【例】
・恐竜の話
↓
・恐竜が戦う話
↓
・恐竜が家族を守るために戦う話
転(何を感じたか)
感じたこと、思ったことを率直に出しましょう。
【例】
・知恵があった
・カッコよかった
・思い付かなかった
・感動した
・心に残った
・良かった
・驚いた
・怖かった
・悲しかった
・嬉しかった
・喜んだ
・楽しかった
それに対して 誰が?何を?どのように?
と掘り下げていきましょう。
結(どうしたいと思ったか)
この本を読んで自分が得たことや、どうしたいと思ったかを書きます。
前向きに書くことが大切です。
・自分が主人公や登場人物だったら、どうする?
・この本を読んで、自分がどう変わったか?
・登場人物に伝えたいことは?
・自分が前向きに、これからしたいことは?
・自分が思っていることは?
・この本を読んで得たことは?
・将来なりたい職業や人物像、夢は?
・自分の短所や長所をどうしていくか?