「あさり」の名の由来の通り、浅いところが狙い目です。
ここにはいないだろって誰もが思う浅瀬で、ザクザク取った経験があります。
では質問です!
各地で不漁が多く不利な潮干狩りにおいて、どちらが多く取れたでしょうか?
①私と息子(8才)、娘(6才)チーム
掘る⇒場所を変える⇒掘るというように、子供の興味本位で沖の方に進む
②幼い娘(1才)を連れた安全に気を遣う妻 チーム
砂浜からわずか数メートルの浅瀬に居続ける
正解は②です。
大半の人は少量しか採れていないのに、②ではバケツ山盛りに採れました。
潮干狩り場の砂浜からわずか5mほどのところです。
アサリの名の由来の通りですね(*´∀`*)
貝は群れているそうで、1個見つかったらその周辺にたくさん見つかります。
まずは1個見つけることを頑張ってください。
周りの沖に移動していく人達の影響を受けず、浅瀬でひたすら粘ってみましょう!
後片付け
移動
干潮から1時間半を過ぎた辺りから、徐々に片付ける準備をしましょう。
2時間になると水位が高くなり、お子様たちには危険です。
まずは道具やお子様を浜に移動させ、その後に貝を持ち帰る支度をします。
道具
どろどろなので、軽く海水でゆすいでビニール袋に入れて持ち帰ります。
熊手は突起部分が危ないので、カバーまたはタオルで保護しましょう。
採った貝
出入り口で重さを図りますので、1個目のバケツは網に入れた貝、2個目のバケツには海水を入れて引き上げます。
計測が終わったら、クーラーボックスに貝を入れます。
凍らせておいたペットボトルにタオルを巻き、さらにビニール袋で密封し、クーラーボックスに入れて蓋をします。
車内の温度が高くなる場合は、簡易冷蔵庫を作ってあげましょう。
簡易冷蔵庫の作り方
①凍らせたペットボトルは封を締めたまま、周囲をタオルで巻きます。
② ①をビニール袋に入れ、密閉します。
③ ②をクーラーボックスに入れます
※直接入れると冷えすぎてしまうため、必ずタオルで巻きましょう。
帰り支度
ペットボトルの水で足や手を洗い流します。
空きのペットボトルに海水を入れて持ち帰り、自宅での砂抜きに使っても良いです。
仕上げにハンドソープで綺麗にしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
お子様連れの初心者の方でも、準備さえしっかりできていれば、楽しい潮干狩りの1日が過ごせます。


そして家に帰ってからは、あさり汁やあさりの酒蒸し、アサリのパスタなどを食べる楽しみもありますね。
自然に触れながら家族で楽しいひと時を、ぜひ皆さまもお楽しみください。
砂抜きと塩抜きをお忘れなく!(冷蔵庫保管は最長で1週間です)
ご注意(2017/4/25ニュースより)
三河湾(愛知県)の幡豆海域で採れたアサリから、国の規制値を超えるまひ性貝毒が検出されたようです。
皆さん、気をつけてくださいね!

原因
エサのプランクトンが原因で、毒をもつことがあります。
症状
アサリの貝毒は麻痺性貝毒で、唇のまわりから首、全身にしびれが広がっていき、重症の場合は死に至ります。
対処方法
貝毒の蓄積は外見では判断できません。
また貝毒は熱に強いため、加熱調理しても無毒になりません。
よって残念ですが「潮干狩りに行かないこと」が対処方法となります。
確認すべきこと
潮干狩り場を決めたら、まずは各都道府県または市町村のホームページにて、注意喚起をご確認しましょう。。
「食品の安全」に関する情報が掲載されています。
TwitterやSNSでも情報が出ていますので、潮干狩り会場名で検索してみましょう!
