温かい春、花より団子ということわざがありますが、我が家では花よりアサリ!
潮干狩りが大好きな我が家は、春と言えば貝!なのです。
「取って楽し~♪ 食べて美味し~♪」
とは言っても、家族で潮干狩りをしたのは去年がお初。
・超初心者
・3人の子連れ(末っ子は2才)
・全国的に不漁
という悪条件の中、初回から楽しめたのはなぜでしょうか?
小さなお子様連れや初心者の方でも楽しく潮干狩りをしていただくために、我が家のポイントをお伝えしていきます。
引き潮の仕組み
「潮干狩り」って文字のごとく、潮が干からびたところを「狩る」行いですね。
海の中にいる貝に出会うためには、通常潜らないと不可能ですね。
引き潮が起きることで、誰もが干上がった海で貝をとることができるようになります。
この干潮(潮汐)の仕組みはご存知でしょうか?
答えはなんと月の引力です。
月が地球の海を引っ張るのです。

つまり地球の海水が月の引力に引っ張られ干潮になり、月が地球から遠ざかれば満潮になります。
こんな地球規模の自然現象ありきの潮干狩りを体験・体感すれば、お子様もきっと科学に興味が湧いてきますね。
楽しい潮干狩りが、お子様にとって もっと楽しくなりますよ!
場所選び
潮干狩り場は全国各地にあります。
ただし日本海側は周囲を海峡で仕切られているため、海水が流れにくく満ち足り引いたりする干潟はありません。
まずは、お近くの場所をるるぶ.comなどで探してみましょう。
初めてでしたら、車で1~2時間くらいの近地にしたほうが良いです。
潮干狩りは不慣れな砂や砂利地で、腰を曲げしゃがんだ体勢でひたすら掘り続けるため、結構疲れます。
またお子様連れですと、そのお世話で心身ともに消耗します。
場所選びのポイント
採れる貝の種類
我が家はアサリの一択ですが、他にも色々な貝が採れる潮干狩り場もあるようです。
ハマグリ、マテ貝、バカ貝、アカ貝、タイラギ、クモ貝、カワラ貝、イトマキボラ貝、マガキ貝、アラスジケンマン貝などあります。
お好きな貝が採れるところを探しましょう。
昨年の人出
多いところは12万人も行っていますね。
一見混んでいて嫌だなっと思うかもしれませんが、それだけ貝が採りやすいということです。
また、トイレ・更衣室・休憩所・コインロッカー・温水シャワーが完備されているなど、環境面も大きく影響しています。
逆に人出が少ないところは空いていても、思ったように貝が取れないのかもしれません。
開催期間
地域によって異なりますので、ご注意を!
特に日本の南の方は、潮干狩り期間が短いです。
料金
定額料金となっています。(大人1,500円、子供800円など)
採る貝の重さには「2kgまで」などと重量制限があり、それを超えると追加料金が加算されます。
最後に出入り口で検量してもらいますが、採取量が少なくても保証はしてくれません。
制限時間ギリギリまで頑張って採取しましょう!
るるぶの人気潮干狩り場ランキング
シーズン
潮干狩りのできる時期は、3~8月と言われています。
ただし地域によって短い場所もありますので、潮見表を確認しましょう。
気温を考慮すると、4,5月くらいが最適ですね。
なんで1年中できないの?
春は干満差が大きいうえに昼間に潮が引きやすいからです。
なんで毎日できないの?
15日間を周期とする潮の干満の変化(潮回り)があり、昼間に大きく潮が引く中潮~大潮の日だけ潮干狩りしやすいからです。
潮回りの種類
◎大潮(おおしお)
潮の干満の差が大きい
◯中潮(なかしお)
大潮と小潮の間の期間
×小潮(こしお)
潮の干満の差が小さい
×長潮(ながしお)
ほとんど潮が動かない
×若潮(わかしお)
再び大潮に向けて動き出す
到着すべき時間