下半身に麻酔が効いているので、自力ではストレッチャーには乗れず、看護師さんに乗せてもらいました。
まさに要介護4状態です。(日常生活ほぼ全般を介護なしで行うことが困難な状態)
何から何まで初体験。いい意味で、本当に良い経験です。
ストレッチャーで病室へ、楽ちん楽ちん。
病室では父親、嫁が待っていてくれて、温かく迎えてくれました(涙)
嫁とオヤジで手術の模様や、嫁の帝王切開の時の話と比べたりして、盛り上がりました。
この時は麻酔で足は全然痛くありませんからね。
暫くの間、絶食はもちろん絶飲は続きます。
おなかが減ったことを伝えますが、
「許可が出ないと食べちゃダメ」
「食べれるとしたらゼリーとか消化に良いもの」
「あんまり術後に早く食べると、戻しちゃうよ」
っと本当にダメなようです。
ここからは30分おきに看護師さんがみえて、血圧・足のしびれなどを見てくれます。
それでもブログを書き書き。
忘れないうちに、覚えていることを書き綴ります。
看護師さんが
「おしっこがしたいなら尿瓶でやりますよ」
「眠れないなら睡眠薬。それでもだめなら座薬入れますよ」
って親切に言ってくれました。
どっちもムリムリって天使がささやきましたが、ここでしか体験できないよねって悪魔もささやきます。
2時間経過しましたが、麻酔が切れず脳が足を動かそうと司令しても、足が動いてくれません。
下半身麻痺で気づいたこと
なんと○ン○ンも麻痺していました。
これまた初体験。
それでもお腹から下の方にかけて、少しづつ感覚が出てきました。
もう1つ驚いたのは、自分ではおならをしたつもりじゃないのに、時々「ブッ」と鳴るんです。
最初はお腹が鳴っているのかと思ってましたが、股間辺りから音が聞こえるので、紛れもなくおならです。
肛門様も麻痺してるんですね。
「お願いですから、看護師さんが来た時には おならが出ませんよーに」っと祈った次第です。
あと麻酔前の足は、かかとを曲げた状態でしたが、現在は伸ばしている状態ですが、感覚はかかとを曲げた感じです。
手術の間、曲げたり伸ばしたりを繰り返したりしていますが、脳の中に手術前の記憶が残っているみたいですね。
そう思うと、脳とか神経とか人間ってすごい完璧な機能が備わっているんだなって、再認識させられます。
ようやくお水
看護師さんが聴診器でお腹の状態を調べ、ようやくお水を飲む許可が出ました。
嬉しいのですが、何か食べたいのが本音です。
でも少し水を飲んだだけで、気持ち悪くなりました(*´Д`)
胃や腸も麻酔の影響があるみたいです。
爽やかコーク先生からの説明
手術が完璧に成功したことと、明日の午前中に退院できることを告げられました。
退院時にはギブスでなく、あのブーツを履くそうです。
そしたらもう歩いて帰れるそうです。
嫁が、夜手術で次の日の朝に退院???と軽くツッコミましたが、爽やかコーク先生は爽やかに「大丈夫ですよ」とシュワっとかわしました。
体感で言うと1泊2日くらいの小旅行くらいでしょうか。
とても2泊3日の入院とは思えません。