アキレス腱とは

みなさんご存知ですよね。

体の中で一番太い腱だそうです。

アキレスってなんだと思ったら、まさかのギリシア神話の英雄なんですね。

概要
アキレス腱は足首の後ろに存在する。ふくらはぎの中央近くからかかとにかけての部位を占め、長さは約15cmほどで最も強靭かつ太い腱である。上部ほど太く、下へ行くにしたがって細くなっている。ふくらはぎにある下腿三頭筋のうち、腓腹筋は内側頭と外側頭の二頭に分かれ、上部が大腿骨の下端に接続している一方、下部は腓腹筋の下層にある平目筋と合流してふくらはぎの半ばでアキレス腱を形成し、踵骨に接続している。 アキレス腱は歩行や疾走・跳躍などの運動の際、爪先を蹴り出す時にかかとを持ち上げたり、着地する足の爪先を地面に踏み込ませるなど重要な機能を果たしている。しかし、力をこめて踏ん張るなど瞬間的に大きな負荷がかかると、炎症やアキレス腱断裂などの外傷を起こすことがある。そのため、運動の前には丹念にアキレス腱を伸ばすストレッチングが推奨されている。また、人体中最大の腱であるにもかかわらず走行する血管が乏しく、一旦痛みが出ると難治性となりやすい。wikipedia
名称の由来
腱の名前はギリシア神話に登場する英雄アキレウスから取られている。 アキレウスはプティア王ペレウスとネレウスの娘テティスの間に生まれた。テティスはわが子を愛してその肉体を不死身にしようと、冥府の川ステュクスにまだ赤子であったアキレウスの全身を浸したが、その時母親がつかんでいたかかとだけが水に漬からず、かかとの部分のみ生身のままで残った。 アキレウスは長じて人中最大の英雄となり、トロイア戦争で活躍するが、ついにはパリス王子に弱点のかかとを弓で射抜かれ、これが原因となって命を落とした。この伝説からアキレス腱は致命的な弱点の代名詞ともなった。wikipedia

怪我の瞬間

バレーボールの練習試合での出来事。

By: Ramon Smits

数セットこなして、調子はまずまず。

次の試合でも違和感なくプレーしていたのですが・・・。

試合中のプレイで、後ろ向きに1,2m素早く後退し急に止まった動作の時です。


自分の感覚(感触)では、誰かにふくらはぎを思いっきり後ろから蹴られた感じ

直後に倒れた私は蹴った犯人を探しましたが、自分の周辺に人がいません。

「えっ?」「誰なん?」って思いつつ立とうとしますが、足が踏ん張れず立てません。

震える声でチームメートにも確認しましたが、「勝手に一人で倒れたよ」と軽く言われました。

そして傷めた足は不運にも右足

「まじかーーーーーー」っと受け入れなきゃいけない現実。

「ここでバレー人生終わったな」という悲観的な感情。

冷や汗をかきながら、左足でケンケンしてコート外に。

怪我直後の症状

痛みはすぐに治まり傷めた部位も腫れなかったので、ひょっとしてねんざ?とも思いましたが、歩こうとしても足首が支えられず立てません。

その感覚で、いつも足元で踏ん張ってくれるアキレス腱が無くなった(切れた)のが、明確に分かりました。

アキレス腱を触ってみると、左足は固く尖っているのに対し、痛めた右足は柔らかく丸みがあるのです。

これからのバレーはもちろん、仕事・家庭・旅行・日常生活が絶望ということを受け入れつつ、病院を探しました。