あなたのとなりにある不思議 ざわざわ編

日本児童文学者協会70周年共同企画。人気児童作家40人が、"身近な不思議"を執筆。公募入選者10名を加え、怖い話だけど、最後にはくすっと笑える話、または楽しいお話だと思って読んでいると、最後にぞくっとしたり、感動したりする話など、短いけど、インパクトがあり、結末に驚きのあるような〈怖不思議面白い〉短編を集めたアンソロジーシリーズです。【出版社】

長男
表紙の絵が題名通り不思議そうだったし、となりの不思議とはどういうものなのかとても気になったから、この本を選びました。この本の中には10個の話があります。僕はその中でも「1日だけのペス」という話を紹介します。たくという1人の少年がゴロゴロしている犬のペスを羨ましくて、たくとペスが入れ替わる話です。どうやって入れ替わったのかというと、ペスはもともと人間で犬の毛皮を着ていただけなので、毛皮の中にたくが入っただけなのです。しかし、ペスは犬のように暮らしていたので足も早くケンカも強いので、お母さんにとても褒められていました。犬になったたくは、それをまた羨ましがっているのです。僕がもしそのたくだったとしたら、とても喜びます。なぜなら学校や習い事に行かずにゴロゴロしていればいいからです。しかし友達とも遊べないし、大好きなカレーライスが食べられなくいなるので人間で良かったと思いました。でも将来その犬が作られたら、1日出しやってみたいです。
PAPA
人気児童作家さん達が執筆されただけに、内容の濃い1冊。息子の感想の「1日だけのペス」を読んでみましたが、想像力を膨らませてくれますね。また自分では到底考えられない発想や行動も楽しめます。怖い話は苦手だけど、最後にはくすっと笑いたい お子様におすすめの1冊です。