すごい目玉をもったアザラシがいる!
世界一深く透明なバイカル湖にすむバイカルアザラシは、えさの魚がよく見えるよう、目を大きく進化させてきた。しかし大きくなりすぎたせいで、あごを動かす筋肉が小さくなってしまったという。遠藤秀紀さんは思う、「この進化は失敗か、それとも成功か?」遠藤さんは、自分の目で動物の体を実際に確かめながら、体の謎や進化のひみつを解き明かしていく解剖学者だ。遠藤さんの研究をわかりやすく描き、科学の「新しいことを知る」おもしろさを紹介するシリーズ。
長男
題名の「すごい目玉をもったアザラシ」の「すごい目玉」とはどんな目玉なのか知りたかったし、寒いところに住んでいる動物が毛むくじゃらで可愛く好きなので、この本を選びました。動物科学者の遠藤秀紀さんが研究しているバイカル湖に住んでいるバイカルアザラシの、大人の手のひらに乗るほどの目玉についてわかりやすく説明してくれる話です。何でバイカルアザラシがこんなに目玉が大きいかについての僕の考えでは、ことわざの大は小を兼ねると同じで小さい目玉より大きい目玉のほうがいいからだと思います。しかし、バイカルアザラシは大きな目玉のせいで顎を動かす筋肉が衰えてしまいました。だから人間は無駄な進化はせずに生きていってほしいと思いました。
PAPA
動物の体の不思議が気になる お子様におすすめの1冊です。