少年探偵団: 対決! 怪人二十面相

【2018年夏・読書感想文】
僕は怪人二十面相ってなんだろう？と疑問に思ったから、この本を選びました。
■6つのダイヤモンド事件
この事件は、裕福な羽柴家の家宝の6つのダイヤモンドを怪人二十面相が羽柴家の長男に返送して奪うという事件です。最終的には、少年探偵団の手によって解決されます。でも、二十面相は捕まえられなくて残念です。僕がもし、少年探偵団の団長の小林よしおくんだったら、二十面相を捕まえたいと思います。なぜかというと、小林よしおくんがかかってしまった落とし穴があるということを予想していたからです。
■黒い魔物事件
この事件は、黒い魔物（人間が化けているだけ）が、5歳位の女の子を次々にさらっていくという事件です。その黒い魔物とは、全身真っ黒で、男なのか女なのか大人なのか子供なのかも分かりません。でも僕は、怪人二十面相がその弟子だと予想しました。なぜかというと、変装がこんなにうまいのは、おじいさんや警察官に変装できる怪人二十面相しかいないと思ったからです。そして予想は当たりました。最後にギリギリまで追い詰めたのに、気球に乗って逃げてしまったこところがとても悔しかったです。結局、いつも怪人二十面相が勝って逃げられてしまうということが分かりました。少年探偵団や日本一の名探偵の明智小五郎は今度こそは逃がすものかと誓うのでした。僕は少年探偵団を今までに何冊も読んだことがあります。探偵小説のお個白いとことは、自分も探偵になりきって推理ができるということです。更に、推理があっていたときにとても嬉しいし、そういうことだったのかとびっくりしたり、こんな手がかりが隠されていたのかとワクワクしたりドキドキしたり納得したりするので、僕は探偵小説が大好きです。この少年探偵団という本は理屈や知恵で謎を解くだけの話ではなく、普通の人が思いつかないような世界を描いているので、他の探偵小説とは違うなと思いました。今までに色々な探偵小説を読んだことがある人や読んだことのない人でも、また新たな発見があったり、予想もつかない結末にオソロ化されたりして、最後まで楽しく面白く読めるので、とてもオススメです。