おおきな木
あなたはこの木に似ているかもしれません。あなたはこの少年に似ているかもしれません。それともひょっとして、両方に似ているかもしれません。あなたは木であり、また少年であるかもしれません。あなたがこの物語の中に何を感じるかは、もちろんあなたの自由です。それをあえて言葉にする必要もありません。そのために物語というものがあるのです。
物語は人の心を映す自然の鏡のようなものなのです。【出版社】
長女
この本は予約をして借りました。ぼうやが大人になる話です。引っ越ししたところが悲しかったです。木に「ぼくと木」と書かれていました。また読んでみたいです。
PAPA
少年とリンゴの木の生涯を絵に描いたお話。この本の原題は「The Giving Tree」と言うそうです。直訳すると与える木。その通り、少年に与え続けます。実、枝、幹と自分を犠牲にして与え続けます。少年は年を取りながら木によって幸せになります。木がおじいさんになった少年へも「ぼうや」と語りかけるところはシュールです。木が好きで木登りしたいお子様におすすめの1冊です。
いつでもそこにある木。成長し、変わっていく少年。それでも木は、少年に惜しみない愛を与え続けた・・・何度でも読み返したい、シルヴァスタインのロングセラー絵本。
おおきな木(原題:The Giving Tree)はシェル・シルヴァスタイン作の絵本。1964年にアメリカ合衆国で出版され、好評だったため1973年にフランス語に翻訳された。英語の教科書に載ったこともある。リンゴの木と少年は友達であった。ともに遊び、心を通わせていた。しかし少年は大人になってゆきお金が必要になる。木は「私の果実を売りなさい」と言う。少年は果実をすべて持っていった。しばらくして、大人になったその子は家が必要になる。木は「私の枝で家を建てなさい」と言う。その子は枝をすべて持っていった。また時が経ち、男は「悲しいので遠くへ行きたい」と言う。木は「私の幹で舟を作りなさい」と言う。男は幹を持っていった。時が経ち、男は年老いて帰ってきた。そして「疲れたので休む場所がほしい」と言う。木は「切り株の私に腰をかけなさい」と言う。男は腰をかけた。木は幸せであった。【Wikipedia】