聴導犬くんれん生 ふく
ふくは、大地震と津波、原発事故で人間が住めなくなった福島の町で保護されました。縁あって聴導犬くんれん士のれなさんと出会い、くんれん生になったのです。耳の不自由な人の生活をおてつだいするのが聴導犬の仕事です。人なつっこくて、大きな音にも動じないふくですが、はたしてぶじ聴導犬になれるでしょうか――。【出版社】
長男
2学期に聴導犬のことを調べていて、興味を持ったからこの本を選びました。東日本大震災の時に犬の服が保護され、聴導犬の訓練をする話です。最初は体重を測る時に動き回っていて測れなかったけど、「マテ」を練習した後に測ったら ちゃんと測れていたので、とても感心しました。でもなんで人間の言葉が、犬のふくに分かるんだろう?と疑問に思いました。僕たちは犬の言葉は分からないからです。そうすると犬は天才だということになります。この本を読んで、「犬もいっぱい人間に手助けしてくれるんだな」と思いました。
PAPA
盲導犬は知っていたけど、聴導犬は知らなかった無知な私。息子に教えてもらいました。世の中には不自由な人がたくさんいるけど、動物に助けられながら共存していることを学べます。犬が好きだけでなく、障害者への支援の気持ちのある お子様におすすめの1冊です。