給食番長

「嫌いなものなんか 残しちゃえ! 」番長にそそのかされた1年2組は、好き嫌いばかりでまだ入学以来一度もちゃんと給食を食べていません。ついに怒った給食の先生たちが、ある日家出してしまい、番長たちが給食を作ることに…。食育から、あいさつ、お掃除、生きものへの思いやり、時間厳守の大切さまで、笑って泣いて、楽しく学べる小学校絵本の決定版給食番長シリーズ! 大好評の博多弁バイリンガル絵本です。【出版社】

長女
私はご飯が大好きで、表紙の絵に給食のおばさんたちがいて、給食のおばさんたちに関係があるのかなと思って、この本を選びました。番長たちがクラスのみんなに「嫌いなものは残しちゃえ!!」と言って、みんなに嫌いなもの残させ、おばさんたちが悲しむ話です。もし私が給食のおばさんだったら、大泣きして校長先生に相談して怒ってもらいます。私は不味そうなので、隠し味がりんごは嫌です。私だったら隠し味は何につけても美味しい納豆かチーズがいいです。作者がこの本を読んだ人に伝えたいのは「できるだけ給食を残さずに食べてください」だと思います。理由は、この本にもおばさんたちが、「元気になるんだよ」と言っていて、もし食べなかったら元気になれないからです。学んだことは、給食のおばさんたちはこんなにも頑張って給食を作っていて、更にみんなの体に気を付けていることです。私は将来ドーナツ屋さんになりたくて、美味しい気持ちを込めて「誕生日ドーナツ」「元気を出すドーナツ」「仲良くなるドーナツ」を作りたいと思いました。
PAPA
子供の頃の給食ってサイコーだったね。特に私なんて、頻繁に外食に連れて行ってもらえる家庭じゃなかったから、毎日の給食がごちそうでした。カレー・唐揚げ・うどん・わかめご飯・揚げパンとか今でも心に残る大好物ばかりでした。今でも好き嫌いが全くないのは、給食が美味しかったおかげです。でもその頃なんて、給食のおばさんへの感謝の気持ちが一切無かったなあ。大人になって、結婚して、妻にご飯を作ってもらうようになってから、ようやく昔を振り返りながら感謝するようになりました。給食のおばさんたちが美味しくなる「おまじない」をかけてくれることを、わが子にも伝えたいです。大人になってからじゃなく、給食を食べる小学校のうちに給食のありがたみを感じ、給食のおばさんたちに感謝したい お子様におすすめの1冊です。