動物最強王図鑑

ライオン、トラ、アフリカゾウ、カバ、ワニ…、動物界最強は誰だ!総勢24頭の猛獣が、頂点を目指してトーナメント戦を繰り広げる、シミュレーション図鑑。迫力あるカラーのイラストでバトルを再現。ページをめくる手が止まらない、エンタメ図鑑の傑作。【出版社】

長男
動物が大大大好きだし勝ったら前へ進めるが、負けたらそこで終わりの対決トーナメントの決め方も好きだから、この本を選びました。動物界の24匹の英雄豪傑たちの中で一番強い動物を決めるために架空で戦わせる話です。1回戦のイタチに似た「クズリ」vs「ヘラジカ」の時に、ヘラジカの大きな角が木に引っかかっている隙に倒されてしまったことが、残念に思いました。もし、その角が木に引っかかっていなければ、角がクズリに直撃して勝っていたからです。2回戦のウシに大きな角が生えたような「ガウル」vs「カバ」の時に、ガウルの角がカバのお尻に刺さったところが面白かったし、可愛そうでした。この本は架空で本当はどちらが勝つか分からないから、現実で戦わせてどちらが勝ってどちらが負けるのかを見てみたいと思います。
PAPA
24頭の猛獣はどれも強そうで、もし人間が相手だったら人間は全敗するであろう。生物誕生は38億年前と言われているが、現在この地球上にいる全生物は全て勝者と言える。なぜなら戦いや過酷な環境から生き延びてきた遺伝子の遺伝子の遺伝子・・・だからである。生物の進化は、微妙に異なる遺伝子の差であり、生き残った遺伝子には有利で生き残れなかった遺伝子には不利であった状況が分かる。例えば嗅覚。それが劣っていると食にありつけない。例えば体毛の保温性。それが劣っていれば寒さはしのげない。例えば有毒性。これが少なければ全滅する。ゆるキャラよりも、本物の動物が好きな お子様におすすめの1冊です。