今、世界は あぶないのか? 争いと戦争

世界中でおきている問題を、みんなで考えていくシリーズ第1弾。戦争ってどうしておこるのか? どうしたらやめられるのか? 子どもたちにできることは?などを絵本の形でわかりやすく説明する。解説は教育学博士の佐藤学氏。【出版社】

長男
今アメリカと北朝鮮で戦争が起こりそうだから、この本を選びました。戦争がなぜ起こるかなどを皆さんが理解してくれるように分かりやすく説明してくれる本です。僕は最後の「解説」というところを読んで、武力は使わないが激しく対立する冷戦が終わってから10年で、200万人の子供が戦争で亡くなったということに、とてもびっくりしました。僕はこの本を読んで、戦争で一つの大切な命が消えないように寄付などをしたいなと思いました。その前に戦争がなくなれば良いだけの話ですが、人間はあくまでも動物なので、本能的に無理なのです。僕のクラスの中の戦争はボールの取り合いです。ジャンケンで買ったほうがボールをとれます。それは戦争で買ったほうが領土をもらえるということと同じことです。
PAPA
学校でも、会社でも、世界でも戦いは起きる。息子の感想で「人間の本能」とあったが、全くその通りかも。どんな動物も生きるために戦い、負ければ食べられて死ぬ。ただ今の世の中、人間は戦わなくても生きることは可能なので、仲良くやってもらいたい。ただ国が違えば言葉も違い、価値観も攻撃心・野望も違う。地球が核爆弾で破滅する前に、なんとかするのが首相や政治家たちの仕事である。世界から戦争が無くなって、ずーっと平和な毎日を過ごしたい お子様におすすめの1冊です。