ガラパゴス
ガラパゴス諸島誕生の物語。独自の進化を遂げた固有種が多く存在するガラパゴス諸島。島が形成された600万年の過程を、美しい絵とともに描いた絵本。【出版社】
長男
ガラパゴス諸島の中で、一番大きい島ができたときに起こった噴火が迫力があってかっこよかったから、この本を選びました。その島が完全に沈むまでを「幼年期」→「成年期」→「老年期」という風に順番に分かりやすく丁寧に説明してくれる本です。約300万年前の成年期に起こった、干ばつという植物がが枯れてしまった時の状況を今に例えると、その実を食べていた鳥たちはテストで0点と取ったときよりも最悪に思っていると思います。僕は、動物が進化するには長い時間と生存してきた特性ではないといけないことを初めて知りました。だから、将来は頭がいい人間や力が強い人間が多くなると思います。それで、僕は死んだ後、天国か地獄で地球が起こる進化を見てみたいと思いました。この本を読んで
PAPA
ガラパゴス諸島は大陸から遠く離れ、独自の生態系が発達しています。ガラパゴスと言えば、日本人には馴染み深いガラケーを真っ先に思い浮かべてしまいます。生物のガラパゴス化は素晴らしいと思いますが、携帯や電子機器のガラパゴス化は単なる機能の付加だけであり、それではAppleやGoogleに負けて当然です。日本の会社に多い年功序列・多数の承認・保守的な経営の影響でしょうか。話は戻り、生命の進化はとてもゆっくりです。人間の寿命100年くらいでは目の当たりにすることはできません。今生きている何万種類の生物は正に勝ち組であり、環境に順応できた証です。ただこの先、人間が進化すると言うよりは、人間が環境を変えたり、人間が自ら手を加えた人的進化が進むと思われます。ロボット化や自動化、AIによる影響も多々あるかもしれません。ガラパゴス諸島の様子がこの1冊で十分に学べ、自然と生き物の様子を確かめることができます。「日本の携帯電話はなんでガラケーって言うの」っと疑問をお持ちのお子様におすすめの1冊です。