りゅうおうさまのたからもの

弟が助けた魚は竜王様の娘でした。弟は、竜王様からお礼として「水のもと」が入った箱をもらい、「けっしてふたをあけてはならぬぞ」といわれました。ところが……。【出版社】

長男
竜王様とはどんな人か疑問に思ったし、表紙の絵に人間の大きさくらいのタツノオトシゴが書いてあってびっくりしたから、この本を選びました。2人の兄弟の弟が、魚に化けていた竜王様の娘を助けたお礼で、水の元という家や家の周りが立派になる箱をくれた話です。それは地獄が天国に変わったように緑や水が増え、2人の生活が豊かになりました。その箱を開けてはいけないという約束で、開けてしまったので、もう1度竜王様に会いに行きました。その時にクイズが出されて、9頭の馬から本物の馬を選べという問題がありました。それでヒントがないかと隅々まで見ていたら、エラがある馬とない馬があったので、答がわかりました。この本を読んで、約束は守らないと大変になるかもしれないので、約束は必ず守ろうと思いました。
PAPA
「けっしてふたをあけてはならぬぞ」って「押すなよ!絶対に押すなよ!」と一緒だと思いますよね。元祖はダチョウ倶楽部さんかな。心理的リアクタンスという自分の選択的自由が外部から脅かされた時に生じる、自由を回復しようとする反発作用を体験したい お子様におすすめの1冊です。