はなちゃんのみそ汁
はなちゃんは、日本一、早起きな小学生なんじゃないかな?起きたら真っ先に向かうのは台所。パパといっしょに朝ごはんをつくるんだ。昆布と自分でけずったかつおぶしでおだしをとって、豆腐を切って、おみそをといて……。食卓について「いただきます」のその前に、ママの写真に向かって手を合わせて、こう言うんだ。「ママ、パパとはなは、もう だいじょうぶだよ!」がんで、残り少ない命を覚悟した母親が、5歳の幼き娘に伝えたのは、ひとりでも生きていけるための力! ベストセラーとなった原作『はなちゃんのみそ汁』(文藝春秋)。24時間テレビでもドラマ化された感動の実話が、親から子へと読み継がれる絵本になりました。はなちゃんのみそ汁レシピつきです!【出版社】
長女
前に読んだことがあり、また借りました。はなちゃんのお母さんのおっぱいにガンができて、死んで天国に行ったというお話。お母さんがガンで死んじゃって、はなちゃんがお父さんと二人暮らしになって可哀そうだなと思いました。私のお母さんがもしガンで死んじゃったら、何回も何回もお墓参りをします。
PAPA
涙もろい私は娘の感想で涙。この絵本を読んで号泣。目がパンパンです。お母さんから受けついだ味噌汁で、はなちゃんはお父さんの笑顔をも作る。自分の好きなことが当たり前にできること=生きていること に感謝を。巻末には味噌汁のレシピもついていて、お母さんと一緒に味噌汁作りが楽しめます。またお父さんやはなちゃんのあとがきもあって、もう少し深いところを知ることができます。どんなお子さまにもおすすめの1冊です。