ぞうのなみだひとのなみだ

ぞうの親子が森の奥へいくと、かつて森だったところは切り開かれ田んぼになっていた。稲を食べたお母さんは、田んぼを守ろうとする人間に銃でうたれ…。家族を守ろうとする心は、動物も人間も同じであることを描く。【出版社】

長男
題名を見て「なみだ」ということが感動しそうだったから、この本を選びました。子供のゾウのポロンとお母さんが人間が育てているお米を食べて、お母さんが人間に見つかり、銃で撃たれて殺されてしまう話。ポロンはお母さんが殺された時に逃げて、お母さんが死んでしまったことが理解不明で、可愛そうでした。もし僕のお母さんが死んだら、ポロンと一緒で理解不明になります。この本を読んで、利で死ぬまで人間も動物を生きさせたいです。
PAPA
人間中心なこの世界。他の動物は敵とみなされ、殺されていく。人間と同じく動物にも家族が居て、親子愛が溢れているのだが、1発の銃弾で壊される。命の尊さはもちろん、この世界に行くゆく人間の現実が目の当たりに出来ます。大きなゾウが大好きな お子様におすすめの1冊です。