いぬが かいたかったのね

犬を飼いたいけど、父さんにムリって言われているボク。お散歩中にひろったワラに、アブをくくりつけて歩いていると、あら不思議。次つぎと、出会う人と動物を交換することになる。もしかして、うまい具合に、犬が来るのでは?期待するボクだけど…。サトシンさん版の『わらしべ長者』。めでたし、めでたしで終わる…なんて あるはずない!?絵を描いたのは、『ツレうつ』で人気の細川貂々さん。絵本初挑戦です。背景にも、ちょっとした仕掛けがあります。【出版社】

長男
僕も可愛い犬が飼いたいから、この本を選びました。アブから順番に恐竜まで、小さい順で交換する話です。なぜ途中で犬を交換してしまったかというと、交換してもらう馬がかっこよくて王子様みたいだからです。最後に交換してもらった恐竜を家に持ち帰ったら、「うちは小さいのに飼えるわけないだろ」と言われて可愛そうでした。僕はヤドカリを買っているので、交換して犬を飼いたいです。
長女
私も犬が飼いたいから読みました。どんどん動物が大きくなっていました。おうちが狭いのに恐竜が飼えるのか?と怒られているところが面白かったです。私も犬を飼いたいです。
PAPA
小さな虫から物々交換で、最後はなんと恐竜に。その前には欲しい犬をゲットしていたが、流されて馬や恐竜と交換してしまう。子供ってじっくり考えないもんね。私も小さい頃犬を買っていた。だから我が子の希望通り飼ってあげたいけど、恐竜よりも凶暴で大食いな3才の娘がいるので、とてもじゃないけど面倒見きれません。あと5年後くらいに買ってあげようかな。物々交換した動物を飼ってみたいお子様におすすめの1冊です。